2025.05.29.
【ホテル華乃湯様③】シーリング工事の様子
こんにちは。
宮城県仙台市・山形県の大規模修繕工事施工店 鬼澤塗装店です。
3月下旬より、仙台市太白区の温泉街にある「ホテル華乃湯」様の
大規模修繕工事が始まりました。
長年にわたり多くのお客様を迎えてきたこちらのホテルは、
洗練された外観デザインが素敵な建物です。
しかし、外壁には経年劣化による傷みや色褪せが
目立つようになってきました。
旅館やホテルなどの大型施設において
メンテナンスを考える上で特に気を付けたい箇所が、
目地やサッシ周りの「シーリング」です。
今回のようなホテルは一般の戸建て住宅よりもシーリングの箇所が多く、
さらに紫外線や風雨の影響を受けやすいため
劣化が進行するとひび割れや破断が生じ、雨漏りに繋がる可能性があります。
華乃湯様の既存のシーリング材は軽度ではありましたが劣化が見られたため
今回の工事では「増し打ち」をご提案しました。
増し打ちは既存のシーリング材を撤去せず、
その上から新たにシーリング材を重ねて施工する方法です。
下地の状態が健全であることが条件ですが、
コスト・工期を抑えながら防水性を回復できる有効なメンテナンス手法です。
◆シーリング工事(増し打ち)の手順
①プライマー塗布
養生テープを貼り、プライマーを塗布します。
プライマーは、外壁材とシーリングを密着させるための
接着剤のような役割を果たします。
②新しいシーリング材の充填
既存のシーリング材の上から
新しいシーリング材を丁寧に充填していきます。
ムラなく密着させるため
隙間なく充填することを心がけます。
③ヘラで均す
充填出来たらヘラで押さえて均します。
隙間なく仕上げていきます。
④シーリング工事完了
美観はもちろん、防水性や耐久性も復活しました。
しなやかに建物を守ってくれます。
次回は、外壁補修・塗装の様子をお届けします。
ビルの大規模修繕工事は、老朽化によるリスクを防ぎ、
建物の価値を高めるために必要不可欠な工事です。
入居者の皆様、近隣の皆様にもご理解とご協力をいただきながら、
安全第一で進めてまいります。
地域密着型の施工店だからこそ、「安心」をご提供できる。
宮城県仙台市・山形県のアパート・マンション・ビルの大規模修繕工事も
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