2025.05.26.
【オルタス仙台ビル⑪】足場の「壁つなぎ」ご存知ですか?
こんにちは。
宮城県仙台市・山形県の大規模修繕工事施工店 鬼澤塗装店です。
2024年10月上旬より、仙台市青葉区のオフィスビル「オルタス仙台ビル」の
大規模修繕工事が始まりました。
外壁のデザインが素敵なビルですが、築年数が30年以上ということもあり、
かなり劣化が見られる状態でした。
オルタス仙台ビルの工事が始まり、約4か月が経ちました。
徐々に足場の解体も始まり、少しずつメッシュシートが剝がされています。
さて、オルタス仙台ビルの足場をよく見ると、このように壁と密着している部材がございます。
こちらは「壁つなぎ」といい、足場を固定するために欠かせない部材です。
特にこのような大きな建物になると、風にあおられて足場が倒壊する恐れもあります。
壁つなぎは直接壁面に設置するので、足場の耐久性を向上させる役割を果たします。
壁つなぎは、外壁に穴を空けて取り付けます。
そのため、取り外した際にはタッチアップが必要になります。
シーリング材を充填し
へらで均します
これでタッチアップは完了!
壁に穴を空けるの!?と驚く方もいらっしゃると思います。
しかし、壁つなぎは作業員の安全だけでなく、
近隣の方や歩行者の方の安全を守るための大切な部材になります。
工事完了の際には穴を埋めて
隙間から水などが侵入しないよう処置をいたしますのでご安心ください。
次回はタイルの浮きの補修についてお伝えします!
ビルの大規模修繕工事は、老朽化によるリスクを防ぎ、
建物の価値を高めるために必要不可欠な工事です。
入居者の皆様、近隣の皆様にもご理解とご協力をいただきながら、
安全第一で進めてまいります。
地域密着型の施工店だからこそ、「安心」をご提供できる。
宮城県仙台市・山形県のアパート・マンション・ビルの大規模修繕工事も
鬼澤塗装店にお任せください!